ノミ・マダニの予防薬
ノミ・マダニ予防の必要性
ノミは寄生しているペットを飼育しているあらゆる場所に見られ、マダニは河川敷や公園内の草むら
に生息しています。
特に竹原や大崎など、野生動物(例:イノシシやタヌキ)が近くにいる地域では、犬や猫がノミ・
マダニに感染するリスクが比較的高いと考えられます。そのため、当院ではしばしばノミ・マダニに
感染している動物が診察を受けています。
ノミ・マダニに寄生されると、かゆみだけでなく、バベシアやSFTSなどの命に関わる病気に感染
する可能性があるため、予防は必須です。
予防の時期はいつ?
ノミは暖かくなると活発に活動するため、4月~12月までの予防が特に重要です。さらに草むらを
散歩する犬や、外に行く猫は寒い時期でも感染することがあり、1年間の予防が必要になります。
マダニも同様に暖かくなると活発になりますが、寒い季節でも感染のリスクがあります。散歩によく
行く、野生動物が出没する地域である等、感染の可能性がある生活環境であれば、1年間の予防が
必要です。
ノミ・マダニ予防薬(フィラリアも含む)
犬のノミ・マダニの予防薬は飲み薬以外に、スポットオン(背中につける)タイプのものもあり
ます。
猫は今のところスポットオンタイプしかありません(未認可であれば飲み薬もありますが、投薬する
場合はご相談いただいてからになります)。
犬の予防薬
猫の予防薬
※上記にはない予防薬も希望があれば入荷することがありますので、お尋ねください。